‣ほうべんだからこそ聴ける「生の声」がある

 東京大学訪問勉強会のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。当会会長を務めております斉藤大志と申します。
 訪問勉強会は、昨年度までは法律勉強会という名称で活動しており、その期間を含めますと今年度で32周年を迎える伝統あるサークルです。より活動内容の実態に即した団体名にすべきとの会内の声から、新年度より新たに訪問勉強会を名乗ることとなりましたが、「ほうべん」の愛称に変わりはありません。そういった意味では今年度は、昨年度までの伝統を受け継ぎつつ、新たな一歩を踏み出した記念すべき一年目となります。
 さて、団体概要にあります通り、訪問勉強会は学外への訪問・取材を主な活動としていますが、そうした活動の最大のメリットの一つは、「社会の第一線で活躍されている方から、現場の生の声を聞くことができる」という点にあります。
 訪問勉強会の訪問先は、会員が各々の興味関心に基づいて自主的に決定しており、その範囲は政官財界・法曹界から医療やメディアに至るまで、多岐に渡ります。「百聞は一見に如かず」と言いますが、実際に各分野の第一人者の方々との交流は、どれも新たな発見に満ちた印象的かつ魅力的なものです。時には自身の進路を考える上での指針となったり、自らの価値観すら改めさせられたりするようなことも少なくありません。
 社会の最前線を見て、聞いて、感じる…訪問勉強会で過ごす日々は、そうした非日常的な体験で満ち溢れています。私たちは、「非日常を日常に」「訪問×最前線×対話×社会体験」をモットーに日々活動しているのです。
以上、かなりお堅めの挨拶となりましたが、訪問勉強会はその名前には似つかないかもしれませんが、イベントを豊富に行っておりますので、少しでも興味のある方は遠慮なくご参加ください。
「一度きりの大学生活を有意義なものにしたい!」というあなたのご参加を心からお待ちしております。
    東京大学訪問勉強会第32期会長  斉藤 大志